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未経験からペットシッターになるには?働き方の違いと開業前に確認したい条件を解説

未経験からペットシッターになるには?働き方の違いと開業前に確認したい条件を解説 基本情報
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はじめに

「動物が好きだから、ペットシッターの仕事ができたらいいな」

そんな思いから、ペットシッターという働き方に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

ただ、あまり身近な仕事ではないぶん、

  • 「動物に関わる仕事はしたことがないけど大丈夫?」
  • 「未経験者でもはじめられるの?」
  • 「未経験から開業するにはどうすればいい?」

と疑問に感じることも多いと思います。

この記事では、未経験からペットシッターを目指す方法や、おもな働き方の違い、開業にあたって確認しておきたい条件について、わかりやすくまとめました。

会社や事業所に所属して働く場合と、自分で開業する場合では、必要になる準備や考え方も変わってきます。

ペットシッターへの第一歩を踏み出したい方が、自分に合った道を考えるきっかけになれば嬉しいです。

忙しい方への三行まとめ
  • 会社や事業所に勤める場合は、未経験からスタートできることもあります。
  • 一方、個人で開業を目指す場合は、実務経験や学歴・資格など、確認すべき条件があります。
  • 条件の見方は自治体によって異なることもあるため、事前に動物愛護センターなどへ相談しておくと安心です。
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ペットシッターのおもな働き方は2パターン

ペットシッターとして働く方法は、大きく分けて2つあります。

  • 事業所や会社に所属して働く方法
  • 自分で開業し、個人で働く方法

ここでは、それぞれの働き方について、未経験者の視点からメリット・デメリットを整理していきます。

団体(事業所や会社)に所属して働く場合:未経験から始めやすい

ひとつめは、ペットシッターを運営している事業所や会社に、正社員やアルバイトなどとして所属して働く方法です。

求人条件は会社によってさまざまなので、応募前にそれぞれ確認する必要があります。

ただ、実際にペットシッターの求人をいくつか見てみると、『未経験者OK』としているところも多く、未経験から入りやすい働き方だと感じます。

この働き方の大きなメリットは、現場で経験を積みやすいことです。

保護者さんとのやり取りや、トラブルへの対応、動物との接し方など、実践的なことを仕事を通して学べます。

また、会社に所属して働くため、自分で集客や宣伝をしなくてよいという安心感もあります。

報告書の書き方やマナーなどを指導してもらえる場合も多く、未経験者にとっては最初の一歩を踏み出しやすい環境といえるでしょう。

にこやま
にこやま

おそらく未経験者の多くは、「自分が何を知らないのか、まだわからない」という状態だと思います。実際に現場に出てみて、「あ、こういうことも知っておかないといけないのか」と気づいたとき、すぐに尋ねられる人が近くにいるのは、とても心強いです。

一方で、働く時間やシフトが決まっていること、報酬の仕組みによっては手取りが限られやすいこと、仕事の内容に関する自由度があまり高くないことなどは、デメリットになりえます。

『もっと自分のペースで働きたい』と感じたときには、制約があるように思えるかもしれません。

勤務のメリット
  • 困ったときに相談したり、質問したりしやすい
  • トラブル時も会社のサポートを受けやすい
  • 自分で集客や営業をしなくてよい
  • すでにあるルールに沿って働ける
  • 「自分が何を知らないか」に気づきやすい
勤務のデメリット
  • 働く時間やシフトが決まっている
  • 収入はそのまま全額手取りになるわけではない
  • 「こうしてあげたい」と思ってもできないことがある
  • 行きたくない訪問先でも断れない場合がある
  • 自分のペースで働くのは難しいことがある

自分で個人事業をはじめたい場合:開業には登録要件の確認が必要

もうひとつの道は、自分で事業を立ち上げ、個人のペットシッターとして活動する方法です。

この働き方の大きなメリットは、自分のライフスタイルや価値観に合わせて仕事を組み立てやすいことです。料金設定やスケジュール、サービス内容なども、自分で決めることができます。

また、工夫や努力しだいで収入を伸ばしていけるため、やりがいを感じやすい働き方でもあります。

ただし、個人で開業するには、第一種動物取扱業(保管)として自治体へ登録する必要があります。その際には、動物取扱責任者の配置など、一定の要件を満たさなければなりません。

こうした要件には、実務経験、関連する学校の卒業、資格や試験による証明などが関係してくる場合があります。

ただし、どの経歴が認められるかは自治体によって確認の仕方が異なることもあるため、「自分は未経験だから無理」「この資格があれば絶対に大丈夫」と自己判断せず、事前に動物愛護センターなどへ相談しておくことが大切です。

これまで〇〇の仕事を■年間していたのですが、これって『実務経験』になりますか?

まったく準備のない状態からすぐに開業するというのは難しく、まずは要件を満たすための確認や経験づくりが必要になります。

開業のメリット
  • 自分のペースで働きやすい
  • 働き方しだいで収入を伸ばしやすい
  • 料金や引き受け条件、お世話内容を自分で決めやすい
開業のデメリット
  • すべて自分の責任になる
  • やることが多く、最初は何から手をつければよいか迷いやすい
  • 困ったときにすぐ頼れる人がいないことがある
にこやま
にこやま

『いずれは独立して自由に働きたい』と考えている方も、まずは勤務型で経験を積み、その後に開業を目指す流れが現実的だと思います。

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ペットシッターとして開業する際の実務経験について

ペットシッターとして個人で開業するには、第一種動物取扱業(保管)として自治体へ登録する必要があります。

その際には、動物取扱責任者の要件を含め、一定の条件を満たしているか確認されます。

こうした条件には、実務経験や飼養経験、関連する学校での履修、資格や試験による証明などが関係することがあります。

ただし、どの経歴が認められるか、どの書類が必要かは自治体によって確認の仕方が異なることもあるため、最終的には事前の問い合わせが欠かせません。

また、『動物に関する仕事なら何でも実務経験になる』というわけでもありません。

たとえば、第一種動物取扱業として登録されている事業所での経験か、どのような勤務形態だったか、どのくらいの期間・時間働いていたか、実務経験証明書などで勤務実績を証明できるか、といった点が確認される場合があります。

さらに、職種についても注意が必要です。

ペットシッターは『保管』業に当たるため、これまでの仕事(あるいは、これからやろうと思っている仕事)がその種別と関連する実務経験として認められるかどうかを、自治体へ確認しておくと安心です。

【例】実務経験があることと認められる関連種別一覧表

以下の表はあくまで一例であり、全国共通の基準表というわけではありません

実際に自治体の案内を見比べると、表の出し方や扱いに違いが見られることがあります。

そのため、自分の経験が実務経験として認められるかどうかは、必ずお住まいの自治体の動物愛護センターなどに確認するようにしましょう。

営もうとする種別(飼養施設の有無)実務経験が認められる関連種別
①販売
(飼養施設あり)
ペットショップ
ブリーダーなど
①販売(飼養施設あり)
⑤貸出し 
②販売
(飼養施設なし)
飼養施設をもたないで
取次だけする業者など
①②販売
⑤貸出し
③保管
(飼養施設あり)
トリミングサロン
ペット美容業者
ペットホテルなど
①販売(飼養施設あり)
③保管(飼養施設あり)
⑤貸出し
⑥訓練(飼養施設あり)
⑧展示
④保管
(飼養施設なし)
(出張)ペットシッターなど①②販売
③④保管
⑤貸出し
⑥⑦訓練
⑧展示
⑤貸出し動物プロダクション
ペットレンタル業
ペットタレント業など
①販売(飼養施設あり)
⑤貸出し
⑥訓練
(飼養施設あり)
事業所型
ドッグトレーナーなど
⑥訓練(飼養施設あり)
⑦訓練
(飼養施設なし)
出張型
ドッグトレーナーなど
⑥⑦訓練
⑧展示動物園
水族館
移動動物園
ふれあいパーク
猫カフェなど
⑧展示
⑨競りあっせん動物オークションなど①②販売
⑨競りあっせん
⑩譲受飼養老犬ホーム
老猫ホーム
①販売(飼養施設あり)
③保管(飼養施設あり)
⑤貸出し
⑥訓練(飼養施設あり)
⑧展示
⑩譲受飼養

この表の例で見ると、保護者さんの家に訪問してお世話をするペットシッターは、④保管(飼養施設なし)に当たります。

そして、上記の表によると、④保管(飼養施設なし)を営もうとする場合に、①②販売、③④保管、⑤貸出し、⑥⑦訓練、⑧展示販売の経験が関連種別として認められる、ということになります。

ただし、上の表はあくまで一例です。自治体ごとに『実務経験が認められる関連種別』は異なりますので、最終的には個別確認が必要です。

注意しなければならないこと

ただ、ここで注意したい点がひとつあります。

将来的に『ペットシッターとして登録したあと、ブリーダーもしてみたい』と考えるようになった場合、職種によっては、あらためて実務経験が必要になることがあります。

たとえば、動物ふれあいパークで実務経験を積んだとします。

動物ふれあいパークは⑧展示に当たるため、自治体の表の例によっては、ペットシッター(④保管・飼養施設なし)としての登録につながるケースがあります。

ただし、そのままブリーダーに必要な販売の経験として扱われるとは限りません。

このように、『今やりたいこと』にはつながっても、『将来やりたいこと』までカバーできるとは限らない点には注意が必要です。

にこやま
にこやま

将来やってみたいことがあるなら、そこにもつながりやすい仕事を選んでおくと安心ですね。

働く前に、動物愛護センターに問い合わせを

先ほどもお伝えしたとおり、実務経験として認められる関連種別の考え方は、自治体によって異なることがあります。

「ここで働こうかな」と思える勤務先が見つかったら、その仕事内容で実務経験の要件を満たせるのか、まずは管轄の動物愛護センターなどに問い合わせてみてください。

また、過去に動物に関わる仕事をしていても勤務形態がアルバイトだった場合や、地域猫活動のような無償のボランティア経験がある場合などは、「これで要件を満たせるのだろうか」と迷うこともあると思います。

自治体によっては、1年以上の飼養経験や、学歴・資格などをあわせて確認する運用が案内されていることもあります。

ただし、どこまで認められるかは一律ではないため、このあたりも管轄の動物愛護センターなどで事前に確認しておくのが安心です。

ちなみに、働こうとしている会社や事業所が、第一種動物取扱業として自治体の登録を受けているかどうかも大切な確認ポイントです。問い合わせの際には、仕事内容だけでなく、その勤務先が登録事業所に当たるかもあわせて確認しておくと安心です。

せっかく半年働いたのに、この経験では、なりたい職種で登録できなかった……

となるともったいないですよね。

だからこそ、最初の確認がとても大切です。

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未経験からでもペットシッターは目指せる

ペットシッターの仕事は、未経験からでも一歩ずつ経験を積みながら目指していける仕事です。

未経験でペットシッターになりたい場合、まずは事業所や会社に所属して働き、現場で実務を学びながら経験を積んでいく方法があります。そうして知識やスキルを身につけることは、将来的に独立や開業を考えるうえでも大きな土台になります。

また、お住まいの地域にペットシッターの会社が少ない場合は、ペットショップやトリミングサロンなど、関連する仕事で経験を積みながら将来の開業を目指す、という考え方もあります。

にこやま
にこやま

わたし自身も、個人開業するまでは『動物関係の仕事』も『自営業』も未経験でした。最初は不安もありましたし、収入が安定しない時期もありました。

それでも、ひとつずつ続けていくうちに、少しずつ形になっていったと感じています。

また、「未経験のまま飛び込むのは不安だな」と感じる方は、ペットシッターに関する資格や講座で知識を身につけておくのもよい方法です。

わたしが取得した資格
  • 愛玩動物飼養管理士
  • ペットシッター士
  • 老犬介護士
  • ペット栄養管理士

近年はオンラインで学べる講座もあり、自宅にいながら基礎知識や対応の考え方を学びやすくなっています。

こうした学びは、これから経験や条件を整えていく段階でも、自信や強みにつながるはずです。

ペットシッターの仕事で大切なのは、『動物が好き』という気持ちだけでなく、その気持ちを行動に変えて、こつこつ積み上げていくことだと思います。

未経験だからといって、あきらめる必要はありません。

この記事が、ペットシッターを目指す第一歩のきっかけになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(’ü’)

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