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ペットシッター訪問時のマナーと注意点|信頼されるシッターの基本

基本情報
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はじめに

ペットシッターは、お客様の自宅に伺ってお世話をする『訪問型』の仕事です。そのため、一般的な職場とは少し異なる配慮やマナーが求められます。

動物のお世話がきちんとできることはもちろん大切ですが、それと同じくらい重要なのが、保護者さんに安心して任せてもらえる振る舞いです。

ほんの小さな行動でも、信頼につながることもあれば、逆に不安を与えてしまうこともあります。

そこで今回は、ペットシッターとして訪問するときに意識しておきたい基本的なマナーと注意点をまとめました。

これからペットシッターを目指す方はもちろん、すでに活動している方にも役立つ内容です。これらの方々の参考になれば幸いです。

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訪問前のマナー

身だしなみ

ペットシッターとして訪問する際は、まず身だしなみに気を配ることが大切です。

基本的な考え方はとてもシンプルで、「自分だったら、こんな人は家に上げたくないな」と思う格好をしないこと。

たとえば、仕事が連続して入っている場合、最初の訪問先でペットの毛が大量についてしまうことがあります。スケジュールは事前に分かっているのですから、そういう日は必ず着替えを持参し、汚れのひどい服は着替えてから次の家に向かうようにしています。

着替えを用意すること以外に身だしなみについて、わたしが普段気をつけていることは次のとおりです。

  • お世話しやすく汚れても良い服装を心掛ける
  • 動物を傷つけないよう、爪は短く整えておく
  • お世話の邪魔にならないよう、髪は短くするかまとめる
  • 紐のついた服は着ない(動物の興味を引かないため)
  • 靴下は訪問ごとに履き替える
  • アクセサリー類はつけない
  • 手のケアをしっかり行う

特に気をつけているのが『手のケア』です。

手が傷だらけだと保護者さんに気を遣わせてしまいますし、傷口から血が出てしまえば家の中を汚してしまう可能性もあります。

ペットシッターは水や消毒液を使うことが多く、手荒れしやすい仕事です。手が荒れやすい人は、適度にゴム手袋を使うなどして、傷を作らないよう注意しておきたいところです。

にこやま
にこやま

わたしが重宝しているのが『ワークマン』。安い、軽い、速乾の商品がたくさんあるので、本当に助かっています。お世話着はほとんど『ワークマン』で揃えています。

時間厳守

時間を守ることは、どんな仕事でも基本ですが、ペットシッターでは特に重要です。

初めて訪れる場所の場合、道に迷う可能性もあります。そのため、事前にGoogleマップなどで経路と所要時間を確認し、余裕を持って出発するようにしています。

留守番をしている動物の中には、お腹をすかせている子や、トイレを我慢している子もいるかもしれません。

保護者さんが指定した訪問時間は、ペットの生活リズムを考えて決められていることがほとんどです。

だからこそ、「この時間に来てほしい」と言われた時間は、できる限り守りたいものです。

持ち物確認

到着してから忘れ物に気づいても、買いに行くことは簡単ではありません。そのため、訪問前には必ず持ち物を確認します。

わたしの場合は、清掃道具や雨合羽、犬用リード(大・中・小)などの必需品をまとめた『必需品リスト』を作り、それを見ながら準備をするようにしています。

雑巾やペットシートなどを車に常備しておくことは忘れ物がなくなる良い方法ですが、清掃道具のなかにはアルコールや消臭スプレーのように夏場の車内に置くと危険なものもあります。

そういうものは、季節に関係なく『毎回車から降ろして外出するときに忘れず持っていく物』としてまとめておくようにしています。

ちなみに、リピーターになってくださっているお宅の場合は、『この家ではこれが必要』というものが分かってきます。わたしは『○○様のお宅用』のセットを作って準備しておくこともあります。

こうした小さな準備の積み重ねが、トラブルの防止につながると感じています。

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室内でのマナー

必要以上に室内外の物に触らない

ペットシッターは、お客様の家の中でお世話をさせていただく仕事です。だからこそ、家の中の物には細心の注意を払う必要があります。

まず基本として、ペットのお世話に関係のない物には絶対に触れないこと。

そして、ペットに関係する物であっても、必要以上には触らないように心がけます。

たとえば、

タンスの一番上に必要な物が入っているので、そこから出して使ってくださいね

と言われた場合でも、わたしは可能であれば事前に外へ出しておいてもらうことができないかを確認するようにしています。

電気をつける、カーテンを開閉するなど、表から見えているものを触ることには抵抗はありませんが、扉や引き出しを開けるなど、表から見えない場所に触れる行為は、できるだけ避けたいと考えているからです。

小さなことですが、こうした配慮が信頼関係につながります。

保護者さんの私物をできるだけ見ない

当たり前ですが、どの家庭にも、本棚や飾り棚、洋服掛けなど、さまざまな私物があります。

わたしは本が好きなので、つい本棚のなかに目をやってしまいそうになることもあります。けれど、保護者さんが家にいるときに話題になった場合を除いて、基本的に私物には目を向けないようにしています。

とはいえ、人間ですから、ふと目に入ってしまうこともあります。そんなときでも、それを保護者さんとの会話の話題にすることはありません。

わたしがいつも意識しているのは、

「この家には100台のカメラがあり、視線の先まで見られている」

という気持ちで仕事をすること。

実際にカメラがあるかどうかではなく、もしすべての行動を見られていたとしても、恥ずかしくない振る舞いをする。その意識が大切だと思っています。

お世話時に撮った写真の取り扱い

希望される保護者さんには、お留守番を頑張っているペットの様子を写真や動画でお送りしています。

離れている間、ペットの様子を知ることができるのは安心につながります。ただし、お送りする写真や動画の量については希望が分かれることもあります。

写真も動画も見たいんだけど……今月の通信量の関係で少なめでお願いします……( ノД`)

という方もいらっしゃるため、事前の打ち合わせで写真の枚数や送る頻度について確認しておくとよいでしょう。

また、もしも、お世話時に撮った写真をブログやSNSなどに掲載したい場合には、必ず保護者さんの許可を得てから使用するようにしてください。

その際には、

  • 家の中の様子が分からないようにする
  • 散歩ルートの場所が特定されないようにする
  • 看板や住所などが写り込まないようにする

など、細心の注意を払う必要があります。

これは単なるマナーというより、信頼に関わる大切な問題です。

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退室時のマナー

戸締まり確認

退室時に必ず確認しなければならないのが戸締まりです。

わたしは自分の家の鍵についてはそれほど気にならないタイプなのですが、他人の家の鍵となると話は別で、何度指さし確認をしても不安になることがあります。

このままでは仕事に支障が出ると思い、ある時から 「鍵を閉める瞬間を動画で撮る」 ようにしました。

もし後で不安になっても、次の現場へ向かう途中で動画を確認すれば安心できます。

もちろん、確認するのは玄関の鍵だけではありません。

  • 勝手口
  • ベランダの出入口

など、自分が立ち入りを許可されている範囲の戸締まりを確認します。

なお、まれに保護者さんが急いで出かけてしまったために、窓などの鍵を閉め忘れていることがあります。立ち入りを許可された範囲の出入り口は、自分が触っていないところでも念のため施錠確認をしておくようにしています。

原状復帰

ペットシッターの仕事では、作業の過程で物を動かすことがあります。

たとえば、

  • ケージやトイレを洗う
  • ペットベッドを日干しする
  • 掃除のために家具を少し動かす

などです。

こうした作業をしたあとに大切なのが原状復帰です。動かした物の位置は、到着時と同じ状態に戻しておきます。

そのために必要なひと手間が『到着したら、まず部屋の様子を写真に撮る』こと。作業が終わったあと、その写真を見ながら元の位置に戻せば安心です。

ペット用品だけでなく、

  • 作業のために動かした物
  • 点灯させた照明
  • 開けたカーテン

なども、忘れず元の状態に戻しておきましょう。

報告の徹底

保護者さんからメールやLINEでの報告を求められている場合は、

  • 到着時
  • お世話中
  • 退室時

のタイミングで必ず連絡を入れるようにしています。

その間にも伝えるべきことがあれば、できるだけ早めに報告します。

にこやま
にこやま

まれに「自分も病院に行く。どうせ携帯は確認できないので連絡はしなくていい」ということもあります。そういうときは「帰宅時にまとめて1通のメールだけお送りする」などの取り決めをして、適宜報告は省くこともあります。

ただし、ひとつ注意したいのはペットの安全が確保されているときに連絡をすること。ペットが落ち着いていない状態でスマートフォンなどに集中するのは大変危険です。

報告文を作るときは、必ずペットが安全な場所にいる状態で行うようにしています。

また、文章を書くのが苦手な人もいるかもしれません。

その場合は、事前の打ち合わせで「お世話により力を入れますので、報告は簡素になるかもしれませんが、必要なことだけを箇条書きでお伝えしますね」と伝えておくと安心です。

報告の丁寧さも、写真の扱いと同じくマナーというより信用に関わる部分だと感じています。

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やってはいけないNG行動

無断撮影

まず絶対にしてはいけないのが、保護者さんに無断での撮影です。

ペットに関係のない家の中や庭、家から見える景色などを、許可なく撮影することは避けるべきです。

たとえそれを誰にも見せるつもりがなくても、お客様の家の中を撮影するという行為そのものが信頼を損ねる可能性があります。

また、『ペットの写真』であっても注意が必要です。

写真を撮る目的が

  • 自分のブログに掲載するため
  • SNSに投稿するため
  • 写真販売などに利用するため

である場合、保護者さんに許可なく撮影するのは適切とはいえません。

ペットの写真であっても、保護者さんにお送りする以外の目的で撮影する場合は、必ず事前に保護者さんの許可を得るようにしましょう。

SNSへの即時投稿

ペットシッターという仕事は、自分の活動を知ってもらうのが難しい仕事です。

そのため、お世話させてもらったペットの写真をブログやSNSに掲載することは、自分の実績を伝える手段として有効な場合もあります。

しかし、写真の扱いを間違えると、それが原因で信用を失うことにもつながりかねません。

SNSなどに写真を投稿する際には、必ず次の点を確認しましょう。

  • 保護者さんを特定できるものが写っていないか
  • 場所が特定できる情報が写っていないか
  • 保護者さんの不在がリアルタイムで分かってしまわないか
  • 家の中の様子が必要以上に写り込んでいないか

これらを確認したうえで、必ず保護者さんの許可を得てから投稿することが大切です。

にこやま
にこやま

自分の実績を示すつもりでブログに掲載した写真が「え、こんなに家の中の様子を晒されるの。だったらお願いするのはやめよ……」という評価を受けることになってしまっては、もったいなさすぎる。

ブログなどに掲載する写真の取り扱いには十分留意するようにしたいところです。

勝手な判断をしない

ペットが好きな人ほど、「この子にはこっちの方が良さそう」と思う場面があるかもしれません。

たとえば、

  • 物の配置を変えたくなる
  • トイレとご飯の場所を離したくなる

といったケースです。

けれど、いま現在、ペットはその環境に慣れている状態です。

保護者さんがいないという大きな不安の中で、さらに物の配置まで変わってしまうと、ペットにとっては不安材料が増えるだけです。

もし気づいたことや改善したほうがよさそうなことがあれば、勝手に変えるのではなく、報告メールなどで保護者さんに伝えるにとどめましょう。

たとえば、

にこやま
にこやま

トイレと食事台の位置が近いので、よろしければ、お帰りになったあとで配置を変えてみても良いかもしれません。

という形で提案する程度がちょうど良いと思います。

ペットシッターに求められるのは、自分の考えよりも、保護者さんとペットの安心を優先する姿勢です。

相手を思いやる気持ちを忘れずに行動することが、信頼関係を守ることにつながります。

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ペットシッター訪問時のマナーを守って信頼されるシッターに

今回は、ペットシッターとして訪問するときのマナーと注意点についてまとめました。

ペットシッターは会社勤めとは異なり、お客様のプライベートな空間にお邪魔して仕事をする職業です。

そのため、

  • 訪問前の身だしなみや準備
  • 室内での振る舞い
  • 退室時の確認
  • 写真やSNSの取り扱い

など、一般的な仕事とは少し違った配慮が求められます。

どれも特別に難しいことではありませんが、プライバシーへの配慮と誠実な行動が、保護者さんからの信頼につながります。

ペットシッターという仕事は、動物の命と保護者さんの大切な家を預かる仕事です。

日々の小さなマナーを大切にしながら、安心して任せてもらえるペットシッターを目指していきましょう。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

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