はじめに
今回のテーマは、ペットの年齢を人の年齢で考える目安についてです。

うちの猫さんは18歳なんですよ。

それって、人でいうと何歳?
こんな会話、わりとよくありますよね。
わたし自身も、ペット関連の仕事に就く前は、『犬は犬、猫は猫、人は人』と思っていたので、わざわざ人の年齢に置き換えて考えることはありませんでした。
ですが、環境省の資料にある犬と人間、猫と人間の年齢の目安を知ってから、年齢を人で換算してみることには大きな意味があると感じるようになりました。
もちろん、これはあくまで目安であり、実際の老い方には個体差があります。環境省の資料でも、品種や飼育環境などによって違ってくるとされています。
ペットの年齢をヒトの年齢で換算するメリット
ペットの年齢を人の年齢で考えるメリットは、その子の体の変化をより身近にイメージしやすくなることです。
たとえば、大型犬の飼い主さんが「うちの子は7歳」と聞くと、まだまだ元気な印象を持つかもしれません。
けれど、人の年齢に換算すると、環境省の目安では大型犬の7歳は54歳です。そう考えると、「若いころと同じではなくて当然かもしれない」と、見方が少し変わってくるのではないでしょうか。
この意識の変化は、愛犬や愛猫のちょっとした異変に気づくきっかけになります。
こうした小さな変化は、年齢を意識することで見えやすくなることがあります。
「まだ若いから大丈夫」と思い込みすぎず、その子の今の年齢に合った見方をすることが大切です。
知人から譲り受けた子や、保護された子などで正確な誕生日がわからない場合は、動物病院で獣医師に相談してみるのがおすすめです。
正確な年齢の特定は難しくても、歯や目の状態、筋肉のつき方、歩き方などから、おおよその年齢の目安を教えてもらえることがあります。
ただし、育ってきた環境によって体の状態には差が出るため、あくまで推定になることが多いでしょう。

犬・猫と人の年齢換算表
以下の表は、環境省の資料に掲載されている犬と人間、猫と人間の年齢の目安をもとにまとめたものです。
環境省では、大型犬と、小型犬・中型犬・猫で目安が分けられています。
※品種や体格、生活環境などによって個体差があります。あくまで参考としてご覧ください。
| 猫 小型犬・中型犬 | 人 | 大 型 犬 |
|---|---|---|
| 12歳 | 1歳 | |
| 1歳 | 15歳 | |
| 19歳 | 2歳 | |
| 2歳 | 24歳 | |
| 26歳 | 3歳 | |
| 3歳 | 28歳 | |
| 4歳 | 32歳 | |
| 33歳 | 4歳 | |
| 5歳 | 36歳 | |
| 6歳 | 40歳 | 5歳 |
| 7歳 | 44歳 | |
| 47歳 | 6歳 | |
| 8歳 | 48歳 | |
| 9歳 | 52歳 | |
| 54歳 | 7歳 | |
| 10歳 | 56歳 | |
| 11歳 | 60歳 | |
| 61歳 | 8歳 | |
| 12歳 | 64歳 | |
| 13歳 | 68歳 | 9歳 |
| 14歳 | 72歳 | |
| 75歳 | 10歳 | |
| 15歳 | 76歳 |
環境省の資料ではこのような年齢の目安が示されています。
あなたのペットは人でいうと何歳?
改めて数え直してみると、「自分よりペットのほうがずっと年上だった」と気づく方もいらっしゃるかもしれません。
人の年齢に置き換えてみると、ただ『かわいい』だけだった存在が、『もうそんな年齢なのに、こんなに元気なんだ』と、急に頼もしく見えてきますね。
一般的に、シニア期の目安としては、環境省の資料などでも7歳ごろから高齢期を意識する流れが示されています。高齢になると、食事や生活環境、健康チェックの大切さも増していきます。
個体差はありますが、たとえば、
といった目安になります。
そう考えると、『愛犬がシニア期に入っている』と聞いても納得しやすいのではないでしょうか。
愛するペットの健康寿命をのばすためにも、ときどきは年齢を人で換算してみて、今のその子に合った接し方や健康管理を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
毎日のちょっとした様子の変化に目を向けること、そして定期的に健康診断を受けることは、シニア期の安心にもつながります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(’ü’)



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