ペットシッターとして開業したら、用意しておきたいのがホームページです。
とはいえ、個人事業の開業が初めてという方やペットシッターになるのが初めての方、あるいはホームページを作るのが初めてという方にとっても、ホームページ作成に関してはさまざまな疑問があることと思います。
ペットシッターのホームページで大切なのは、見た目のおしゃれさよりも、ページを見た保護者さんが安心して問い合わせできることです。
わたしもペットシッター業用のホームページを作っていますが、実際に載せているのは、
といった、基本的な項目が中心です。
この記事では、ペットシッターのホームページに載せたい基本項目を、開業したばかりの方向けにわかりやすく整理していきます。
ペットシッターのホームページに大切なのは「安心と信頼」
ペットシッターのホームページは、ただサービスや料金を紹介しておけばよいというものではありません。
初めての依頼を検討している保護者さんにとっては、大切な家族であるペットを任せられる相手かどうかを判断する材料にもなるからです。
そのため、凝ったデザインのホームページを作り込むより、
必要なことがきちんと書かれていて、読んだだけで内容が理解できること、伝わりやすい表現でまとめられていること。
ひとまず、これらの部分がしっかりしいるだけで、読む人の安心感はかなり変わってきます。
ペットシッターのホームページに載せたい基本項目
お世話の内容
まず載せたいのが、どんなお世話に対応しているのかです。
たとえば、
など、自分ができるお世話の範囲や内容を具体的に書いておきましょう。
また、
なども、書ける範囲で整理しておくと親切です。
利用料金
料金は、問い合わせ前に多くの人が気にする項目です。
料金の説明がわかりにくいと、それだけで問い合わせ前の離脱につながることもあります。
たとえば、
などを、できるだけシンプルにまとめておくようにしましょう。
このとき「1日お世話をお願いしたら、合計でいくらかかるのか」が想像できる書き方にすると、より親切だと思います。
「30分〇円」
「60分〇円」
「大型犬1頭で○円」
という数字を書くだけでなく、たとえば、
「猫1匹のお世話なら、1日1回の訪問で基本料金は3,000円です」
といった目安があると、初めて依頼する人にも伝わりやすくなります。
ペットシッターの料金相場について知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
対応エリア
ペットシッターは訪問型のサービスなので、対応エリアもとても重要な情報です。
など、自分が無理なく動ける範囲を明記しておきましょう。
開業したばかりの頃は、少しでも依頼を増やしたくて、対応エリアを広く設定したくなるかもしれません。
ですが、移動時間は無給となることが多いため、実際には移動時間が長すぎると、体力的にも経済的にも負担が大きくなりやすいです。
移動に無理のない範囲をきちんと決めておくことは、結果的にサービスの質を守ることにもつながります。
問い合わせ方法
お問い合わせ先は、できるだけわかりやすく載せておきたい項目です。
たとえば、
など、連絡が来たらすぐに確認できる、自分が常時の連絡ツールとして使っているものを載せておきましょう。
窓口が多すぎると管理が大変になることもありますし、営業などの電話がかかってきて仕事の妨げになることもあります。
また、普段あまり見ないメールアドレスを登録したために、メッセージを見逃してしまった、となってはせっかくのホームページが無駄になってしまいます。
問い合わせ先は「自分がきちんと対応できる方法だけに絞る」のがおすすめです。

お世話に入っている時間は電話に出られないことも多いため、わたしは初回のお問い合わせ先はメールのみにしています。
また、問い合わせ時に【お知らせいただきたい内容】として、
などを簡単でいいので知らせていただくようお願いしておくと、その後のやり取りがスムーズになります。

予約から当日までの流れ
ペットシッターを初めてする人にとって、「問い合わせしたあとは、どのように進んでいくのか」が見えないと不安になりやすいものです。
そのため、ホームページ上には、以下のような「お問い合わせから当日までの流れ」も載せておくと親切です。
- お問い合わせ
- 事前打ち合わせ
- ご予約確定
- 当日のお世話
- ご報告
また、問い合わせのメールが届いたら、なるべく早めに返信するようにしましょう。
すぐに詳しい返事ができない場合でも、

ただ今、別件でお世話に入っております。申し訳ありませんが、手が空き次第、あらためてご連絡いたします。
といった簡単な一報があるだけで、お問い合わせを送ったほうも安心して待ちやすくなります。
自己紹介・プロフィール
ペットシッターは自分の留守宅に来てもらってペットのお世話をしてもらう、というサービスです。
どんな人が来るのかは、保護者さんにとって、一番気になるポイントといっても過言ではないでしょう。
もちろん、会わないと分からない部分は大きいですが、事前にホームページ上で、少しでも人となりを分かってもらうよう、自己紹介も載せておきましょう。あまり硬くなりすぎない言葉でまとめると、人柄が伝わりやすくなります。
実績が少ない時期ほど、肩書きよりも「どうしてペットシッターになったのか」や「どんな気持ちでお世話をしているか」など、人間性が見える言葉が安心材料になることもあります。
顔写真を載せるかどうかは人によりますが、無理のない範囲で、信頼につながる情報を出していくとよいでしょう。
あればさらに親切な項目
基本項目がそろったら、次は「利用前の不安を減らす情報」も少しずつ足していくのがおすすめです。
ここでは、基本的な項目を載せた後、さらに余裕があれば載せておきたい項目をご紹介します。
よくある質問
ペットシッターは珍しい仕事です。利用したことがなければ分からない部分は山とあるし、尋ねたいこともひとつやふたつではないと思います。
これらの質問をひとりひとりに答えていくより、「これはよく尋ねられるな」ということや、「自分だったら、この点が気になるな」ということをQ&A形式で書いておくほうが、双方にとって都合がよいケースが多いため、おすすめです。
対応できないこと
問い合わせのミスマッチを防止するためには、「できること」だけでなく「できないこと」をお伝えしておくことも大切です。
たとえば、
など、自分なりに設けている基準を書いておくと、それをお願いしようとしていた方からの問い合わせは減らせますし、トラブル防止にもつながります。

利用規約やお願いごと
細かくなりすぎなくてもよいので、シッター側からの最低限のお願いごともまとめておくと安心です。
たとえば、
などです。
ペットシッターは双方の合意のよる契約です。お客様とはいえ、全部の要求を聞かなければならない、ということはありませんし、場合によってはお断りすることも必要です。
わたしがホームページに載せていた内容
わたしが実際に作ったページに載せていたのは、主に次のような内容でした。
それほどたくさんの情報を載せられていたわけではありませんが、今振り返ると、最初のホームページとしては十分だったと思います。
ちなみに、開業当初はできるだけ費用をかけたくなかったため、無料のホームページ作成サービスを利用していました。それでも必要な情報をきちんと載せることで、ホームページとしての役割は果たせていたように思います。
開業したばかりの頃は「もっと立派なものにしないと見てもらえないのでは」と感じやすいものです。ほかのペットシッター会社さんのホームページなどを見てしまうと尚更です。
ですが、最初から完璧なものは目指さなくて大丈夫です。
仕事をしていくうちに、必ず「これは書かなくて良かったから削除しておこう」「あの情報はよく尋ねられるから載せておこう」などということがでてくるものです。
ホームページは仕事をしながら、一緒に成長していくものです。
最初はシンプルでも大丈夫。
むしろシンプルなほうが、読む人にとってわかりやすいことも少なくありません。
まずは、必要な情報をきちんとそろえて、見た人が安心して問い合わせできる状態にすることを目指しましょう。
まとめ|見た人が安心して問合せできるホームページを目指そう
開業したばかりの頃は、立派なホームページを作ろうとして手が止まりやすいですが、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。
大切なのは、保護者さんが読んだだけで料金などがだいたい予想でき、かつ、「この人なら安心して問い合わせできそう」と思っていただけるものにすることです。
そのために必要なのは、凝ったデザインではなく、読みやすさと分かりやすさだと、わたしは思います。
必要な項目を分かりやすくそろえて、実際に働いてみて気づいたことがあれば、あとから少しずつ整えていく。そのくらいの気持ちで、まずは実際に作ってみることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。









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